第1010話 Ragnarok Online(その2)

はぁい〜全世界のアイドル、
爆炎天使メモクラム見参!
あなたのはぁともば〜にんぐ☆

いきなり強烈ですね。
なんかやっちゃった感がじわじわと…。

なによー!
そんなこと言ってると、「メモクラム組」が乗っ取っちゃうわよー。

若干1名を除いて、全員から否認の札が来てますが。
なんというか、
もちっとがんばれ。

出番がここだけのあなたに言われたくないわー!

0よりましかと。
それより本題に入りませんか?

うっ、さらっと返されると逆につらいわね…。
わかったわよ、本題にいきましょー!

今回は、私たちが活躍するラグナロクオンラインです。
ウルティマオンラインに続く、世界的MMORPGになりました。


なっちゃったわねー。
まあ、外国のことはともかく、
日本ではトップに君臨するMMORPGであることは、
誰も否定できない事実よね。

そうですね。
功罪山の如しですが、事実は事実。
その実がBOTであろうと業者であろうと。

でも、実際に遊んでいる人の数でも最大級よ、きっと。
まあ、他がもっと厳しい現実〜ってこともあるんだけどね〜。

すでに全体としては過当競争状態に陥り、
少ないパイを取り合う状態といっていいと思います。

しかも、少し前のどっかのアンケートでは、
無料でないとやらない人が7割超えたそうじゃない。

ほんと、かつてはキラータイトルと呼ばれたいくつかのMMORPGも、
気がついたら先細りになってしまったり、
気がついたら終了してたりしますからね。

さて、そんな戦国時代に突入したMMORPGだけど、
やっぱりラグナロクオンラインは織田信長なの?

いえ、おそらく細川晴元あたりかと。
旧体制で強大な勢力を誇ってた守護大名といったとこで、
対処を誤って内部から崩壊するあたりが。

じゃあ、織田信長はどれなのよ?

まだいない!(どーん

…まあ、この先に期待しましょうってことなのかな?
ねぇ、ろりあ組で作っちゃうとかどう?
もちろん主役は私で!

ろりあ組でゲームというのは面白そうですが。
最後のはぜったいにない!(どーん

なんでよ!ヽ(`д´)ノ

ろりあ組って言ってる時点で、ろりあさんが主役じゃないですか。

あっ!

さて、本題に戻りましょう。
ラグナロクオンラインは、接続している全ての人と遊べる、
大人数RPGということになっています。

なってるけど、サーバーが違えば会えないわよ。
私はSaraでろりあ組はLokiね。

現在サーバーは24。
さまざまな経緯をもって増加分離してきたので、
サーバーごとにいろんな歴史があります。

そこは後回しでいいの?

先にご紹介から。
さて、MMORPGとして超有名になったわけですが、
大元の韓国では、実はそうでもなかったのです。

当時の韓国ではリネージュの方が盛り上がってて、
ラグナロクオンラインは、そうでもなかったのよね。

それでもゲームそのものが面白いこと、
またコミカルなキャラクターが受けたのか、
リネージュのキラータイトルにはならなったのですが、好評でした。

ある意味韓国では逆の結果になったのよね。
で、国際的にもということで、テストが始まったんだけど。

最初は、そんなに多くはありませんでした。
ですが、有名な方々が遊び、その様子がサイトで流れると、
そこから一気に伝播していったのです。

最初は開発元のGravityが運営していたんだけど、
そこに伝説となるゲームマスター、
ヒャックたんがいたのも大きいのよね。

そして日本での運営が正式に決まり、
その相手先がGanhoでした。
…それがすべてのはじまりでした。

って、なんか2時間ドラマのプロローグみたい。
でも、最初ガンホーって聞いても、なんそれ、だったわよね。

そうなんです。誰も聞いたことない。
しかも実績もなにもない会社にぽんと決まった理由について、
最初は誰もわからなかったのですが…。

しゃっちょうさんが出てきた瞬間に全てがわかっちゃったのよね。

当時の社長、孫泰蔵と聴いた瞬間に、
みんなが全てを理解したのです。
いわゆる半島つながり+ソフトバンクの影を。

だんだん、刑事ドラマになってきたわね。
いよいよ犯人の登場!

あなたを犯人です!(どーん

なんでよ!ヽ(`д´)ノ

いえ、なんとなく。

なんとなくで犯人にされたらたまんなわよ!

…こほん。
ま、とにかくガンホーが日本の運営会社として決まりましたが。

ここはー説明する必要ないわね。
そのあとの苦闘と無能と…ねぇ。

そうですね、韓国に接続していたテスターが、
日本に接続したのにラグが変わらなかったとか。
まあ、当初からだめっぷり全開だったそうですし。

元々韓国での数値をそのまま持ってきて、
5000人1サーバーで計算してたそうよ。
韓国と日本が同じと思ってるあたりが、向こうの人よね。

微妙に危ない発言を・w・;;
韓国で成功したタイトルが日本で成功するとは限りませんし、
その逆もしかりですね。

さて、そろそろ中身に行くわよ〜。

といいたいのですが、ここで時間です。

…ねぇ。

なんでしょう?

これ、どんだけかかるのよ?

あと1回か2回ぐらいかと。
他の要素がどれだけ絡むかによりますねー。

私も早く帰らないと、
はいぱ〜ろりあで私のことを待ってるみんながいるのよ?

あー。
一部の方から、「栗原メモクラムでいいじゃん」とか、
いろいろ来ていますが…。

納得いかな〜いヽ(`д´)ノ

ということで、また次回です〜ノシ
さあ、いよいよ物語は佳境に!


〜同時刻、防衛指令本部〜

第4防衛隊、沈黙。
なかなかやりますね…。

どうですか〜?

あ、まみお姉ちゃん。
なんとか防いでるけど、厳しくなってきたかな。

そうですか〜。
では〜そろそろ〜。

む…あなた、まみお姉ちゃんじゃない。
いったい何者!

うふふふ〜。
お姉ちゃんですよ〜。

も、もしかして!

つづく